フィリピン訪問

2月にフィリピンに行って来ました。

目的は2つ。1つは日本アクアのフィリピン現法を訪問すること、もう1つは現地で行われる日本ーフィリピンのビジネスマッチングイベントに参加することでした。

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日本アクアのフィリピン現地法人は、マニラの中心部マカティとマニラからは少し離れたダバオの2カ所にあります。

こちらはマカティのオフィスです。

少々狭いオフィスでしたが、14-5名のスタッフが明るく仕事に励んでいました。

業務は図面を元にした見積もりの作成で、3年前に立ち上げ今では日本国内の全ての業務をこのフィリピンで行っています。

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スタッフたちとの食事会

フィリピン人はご飯が大好き。テーブルの上にもご飯の大皿があるのがわかりますか?

ビールを飲みながらも、ご飯に好きなおかずを盛って一緒に食べるのがフィリピンスタイル。

フィリピンの戸建開発現場の視察も行ってきました。

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ベトナムや他の東南アジア諸国同様、フィリピンも住宅建築が非常に盛んに行われていました。

こちらはマカティから車で1時間少し離れたカビテと言う地区です。

構造は鉄筋コンクリート造+ブロック組積造の混構造で、ベトナムなどと全く同じでした。

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1件1件手作りのように時間をかけて作られています。

改善の余地は多分にあるように思いました。

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出来上がるとそれなりに魅力的な建物になっています。

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内装も一見キレイですが、よく見ると細部のクオリティはまだまだといったところでした。

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このモデルプランでは、土地が192m2、建物が215.87m2と日本よりは少し広い感じですね。

これで日本円で約3000万からとローカルの所得水準からするとそれなりに良いお値段でした。

躯体がコンクリートまたはブロックであるフィリピンでは、ベトナムなどと同様に外装及び内装は、躯体の表面をモルタルで仕上げ、その上から塗装が一般的です。

従って日本のように躯体の内を断熱施工して石膏ボードを貼って壁紙で仕上げるといった風習は全くありません。

断熱材自体も戸建ではほとんど普及しておらず、このあたりもこれからといったところでしょうか。

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この一見壁紙風の内壁ですが・・・

実は手書きでした!

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こちらのベッドのファブリックと同色のボーダーも手書きのペイントです。

先進国ではこのような内装に手書きペイントはありえませんが、途上国の東南アジアではまだ存在するんですね。

もっと驚いたのはこちらの写真です。

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この職人さん、何をつくっているかわかりますか??

なんと窓周りの飾り部材を手作りで作っていました!!

こういったモールディング部材も日本やアメリカでは専用部材があって、取り付けて塗装するだけで簡便に造作が可能ですが、元からセメントでしかも現場で作っているとはビックリしました。

人件費がまだまだ安いが故にできることですね。

住宅はやはりその国の文化や風習が根強く影響していますので、先進国のものだから、やり方だから持っていけば簡単に売れる・・というものではありません。

やはり現地の考えを十分理解しながら、我々の技術をどう生かしていけるかを考えなければ上手くいかないでしょう。

ビジネスマッチングでは現地企業4社と面談を行いました。

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日本とフィリピンの銀行がコーディネートしてくれました。

中には年間1万戸以上供給するフィリピン有数の戸建ビルダーの社長とも会え、非常に有意義でした。

今後の展開に期待です。

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こちらはイベントが行われたマカティのホテルです。

マカティは想像以上の大都会でした。

マカティはマニラの旧市街から少し離れた場所に日本の丸の内をイメージして作られた新都心です。

オフィスやホテル、コンドミニアムなどが立ち並び、アジアの代表都市と言った風格がありました。

交通渋滞も非常に激しく、渋滞のひどさはインドネシアのジャカルタに次ぐと言われているそうです。アジアで2番目と言うことは世界で2番目に酷いということですね。

ベトナムと違ってバイクはほとんど走っていませんでした。地下鉄もないため一般庶民の足はもっぱらジプシーと言われる乗り合いバスです。

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この長細い車がジプシーです。派手派手もあればノスタルジックなものもあって個性的で見るだけでも楽しめました。

フィリピンは人口が1億人を超え、平均年齢も20代と非常に若い国です。

銃の所持が登録制のため治安が悪く、ショッピングモールやホテルなどでも民間ガードマンが銃を所持しセキュリティチェックを行うというのはあまりほかの国でも見かけない物々しい雰囲気でしたが、それでも今のドゥテルテ大統領になって非常に治安が良くなったそうです。

今後ますます発展が期待されるフィリピンで、我々の持つ技術が生かして現地の人々の生活や住環境の改善に寄与できればと考えています。


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近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に東日本ニューハウス(現・桧家ホールディングス)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

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